藍スタイ

赤ちゃんの柔らかい肌に使うものは、優しいものを選びたい
自分で気持ちを伝えることができない赤ちゃん。
泣いたり笑って感情を伝え、大人はそのサインを理解して、コミュニケーションをとります。
赤ちゃんの不快感は、からだの変化に表れることもあります。
小さなからだ、柔らかい肌ができるだけ「きもちいい」状態でいられるように、赤ちゃんが身に着けるものには、肌や体への負担が少ないものを選びたい。
子育てに関わる大人たちのそんな思いから「藍スタイ」が生まれました。
天然素材「藍」を使った伝統的な染めと肌への負担を考えて7重ガーゼを選び、丁寧に作った藍スタイ。
赤ちゃんはもちろん、お父さん・お母さん、育児に携わる多くの人たちが「気持ちいい」を体感できるスタイです。
ふわっとした肌触りとしっかり吸収の7重ガーゼ
藍スタイは、濡れたままの状態が長く続かないよう考え、よだれをしっかり吸収する7重ガーゼで作りました(オモテ4重、裏3重)。
7つの層になったガーゼはふわっとした肌触り。
胸から肩へかけてケアする幅広デザインにより、よだれをしっかり吸水します。
濡れた面が赤ちゃんの肌にあたる不快感を軽減し、よだれが多い赤ちゃんのスタイ交換が、これまでより楽になります。
藍スタイは、赤ちゃんはもちろん、触れる人にも伝わる柔らかさ。
赤ちゃんのつけ心地と、育児をする人への使い心地の良さに着目したスタイです。
スタイのお悩み「汚れ」の話
よだれかけやスタイは、どうしても汚れるもの。
汚れたり黄ばんだスタイの洗濯は手間もかかるうえに、使う洗剤も気になります。
そこで生まれたのが藍染めをした、藍スタイ。
生地を藍で染めると、抗菌効果が期待できるといわれているからです。(※1)
藍は古くから生薬としても使われてきた天然染料。
余計なものを使わず自然の力で、生地が不衛生になることを抑えてくれるのが、藍染めなのです。
藍染めした生地は、洗うと水に藍の色がうつります。
色が出やすいということは、洗濯のたびに染めなおしているのと同じ。洗うたびに藍の色がなじんでいきます。(※2)
天然の藍染めと柔らかな7重ガーゼが、赤ちゃんの肌を優しく包みます。
(※1)藍スタイは第三者機関の抗菌試験で抗菌ありの認定済
(※2)洗濯時に色が出るため、他の洗濯ものとは別洗いしてください。
赤ちゃんの肌に映えるジャパンブルーの阿波藍
スタイも赤ちゃんにとってはファッションのひとつ。
さまざまなデザイン・素材のスタイが溢れ、活動のシーンに合わせてどう選ぶのか、楽しみでもあり悩みでもあり…。
藍スタイの深みのあるナチュラルな色合いは、ふしぎなほど赤ちゃんの無垢な肌になじみます。
赤ちゃんの肌あたりを一番大切に考えた藍スタイには肌への刺激となる刺繍やプリントなどの装飾は一切ありません。
「いるだけでかわいい」
赤ちゃんの愛らしさを感じられるシンプルなデザインと良質な素材にこだわった藍スタイ。
そのつけ心地は、赤ちゃんへ何よりの贈り物になるでしょう。
さまざまなシーンを想定した、丸い幅広サイズ
抱っこやおんぶされているときのおんぶ紐、車に乗るときのチャイルドシート。
赤ちゃんの体にあたるベルト部分もまた、よだれで濡れたり汚れます。
ベルトは汚れても洗うのが一苦労。
藍スタイは幅広サイズで、赤ちゃんの肌に直接触れるベルト部分を覆います。
それにより、ベルト部分を洗濯する手間も軽減されます。
お座りやハイハイや抱っこのときも、口元のよごれに気付いたら、そのまま藍スタイでそっとぬぐってあげられる。
赤ちゃんにも育児をする人にも使い心地のよいものを、という思いをこめています。
藍のチカラ
藍染めをすることで、スタイの汚れがどうなるのか検査機関へ試験も依頼。
よごれはついても、藍で染めた繊維の場合は雑菌(※3)が増えにくいという結果を得ることができました。
藍スタイをつければ肌が全く荒れないわけではありません。
それでも、7重ガーゼ、幅広のまるい形、そして藍染めというこの3つの特徴は、赤ちゃんのよだれが多くて困っている方や、赤ちゃんの
肌にあたるものは優しい素材のものを選びたいと探している方へは、自信を持っておすすめできます。
阿波藍という、日本の伝統産業に従事する職人が時間と手間をかけて丁寧に染めていく「藍」。
赤ちゃんのために肌に優しいものを選ぼうとする方々の「愛」。
「本当に良いもの」を求める人たちの愛情が、赤ちゃんにも伝わりますようにと願っています。
※3:黄色ブドウ球菌の繁殖を抑えます。